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2017年2月18日土曜日

501 移民政治 2/18

エレイソン・コメンツ 第501回 (2017年2月18日) 

白人たちとイスラム教徒たちは
 破滅的な戦いをするがいいでしょう! 
そうなれば,わたしたちは以前はだめでしたが,
 今度は支配できるようになるでしょう. 
Let Whites and Muslims fight, in deadly war ! 
Then we can rule, as we could not before.

ハンガリーの元政治家で現在は指導的な経済学者であるラズロ・ボガー博士は,昨年末ドイツ・ケルンで移民による非行事件が起きた1週間後,ハンガリーのテレビに出演し,依然としてヨーロッパ全土で続く移民侵略問題の根源がどこにあるのか解明しようと試みました( "youtu.be/TKpe4swiVOc" をご覧ください).彼は問題の政治的根源を分析する中で世論に乗じて,侵略の背景にあるのは命名のしようのないグローバル勢力( "the Unnameable Global Power" )だとまで言い切りました.だが,彼は決定的要因である宗教的根源については全く触れませんでした.もっとも,今日,宗教が世界の何かにとって依然として役立ちうると考える人が果たしているでしょうか?それでも,私はそのような有害な勢力が実在すること,そしてその害悪を中和できるのは真のカトリック教会だけであることをエレイソン・コメンツの読者に考えて欲しいと思います.以下にボガー博士の分析を要約して紹介します.
Discussing a week later on Hungarian television the misbehaviour of migrants in Cologne at the end of last year, a former politician and leading economist of Hungary, Dr. László Bogár, attempted to uncover the roots of the problem of the immigrant invasion, still continuing in Europe, see — youtu.be/TKpe4swiVOc . His analysis of the political roots goes as far as public opinion allows him to go in naming the Unnameable Global Power behind the invasion, but he gets nowhere near the religious roots, which are decisive. Yet who today still thinks that religion counts for anything in the world ? It is to be hoped that readers of these “Comments” can both conceive that this baneful Power exists, and that the true Catholic Church can alone neutralize the bane. Here follows in italics Dr Bogár's analysis, shortened and adapted:–

(以下、分析の要約)

グローバル勢力は人間的なあらゆるもの,尊厳を持つあらゆるものを破壊しようと望みます.そして,ヨーロッパの白人( "the European White Man" は依然としてそのようなものを多く持ち続けているため,グローバル勢力はヨーロッパの白人を壊滅させようとします.そのため,それは膨大な資源の助けをかりて大量の移民たちをヨーロッパに注ぎ込んでいます.多少なりと分別をわきまえた人なら,数百万の移民を数千マイル離れたところに素早く送り込むには多くの物が必要なことは容易に分かるでしょう.
A Global Power wishes to annihilate all that is humane, all that has dignity. And since the European White Man still possesses too much of this, it wants to annihilate the European White Man. Therefore it is pumping over to Europe a mass of alien migrants with the aid of gigantic resources. For indeed it should be obvious to anyone with a grain of sense that for the relatively quick pumping of millions of people across thousands of kilometres, a number of things are needed.

最初に,その作戦に必要な資金です.少なくとも数百億ドルは必要だったでしょう.第二に,移民送り込みを指令・管理するためには最低でも数千人の極秘工作員が必要だったでしょう.そして,第三に,その巧みに隠ぺいされた作戦に光が当たりそうになったときは,それを隠し通すための手段が急きょ必要だったでしょう.第四に,その作戦を組織するためには,移民を扱う数万人の人間密輸業者を持つ世界的な犯罪シンジケートの完璧な協調が欠かせなかったはずです.そして,最後に,ヨーロッパの第一線政治家たちの協調が必要だったはずです.それら政治家たちとは,本日私たちの国を訪れた英国首相,リビアやシリアの破壊に加わったフランス,ドイツの指導者たちなどです.彼ら指導者たちは,現在の混乱状態を作り出しているだけでなく,自分たちはヨーロッパ,西側文明,民主主義の名のもとにそれを行っているのだと誇らしげに公言しています.私たちがケルンで目撃した恐怖を引き起こした真犯人まさしく彼らです.そして,それはこれから起こるもっと不吉な出来事のほんの前触れにしか過ぎないと何者かが私に囁(ささや)きます…
Firstly, to finance the operation, let us say a minimum of ten billion dollars. Secondly, to direct and control the pumping, a minimum of a few thousand strictly secret agents, and if ever a light was occasionally shone on this skilfully disguised operation, then thirdly, the media were needed to repair the disguise in a hurry. Fourthly, to organize the operation, the complete collaboration of the global crime syndicate was indispensable with its tens of thousands of human smugglers to handle the migrants. And finally the cynical collaboration of Europe’s top politicians was needed, like the British Prime Minister who visited us here today, and the leaders of France and Germany, all of whom participated likewise in the destruction of Libya and Syria. Besides creating the chaos, these leaders have proudly announced that they are doing it in the name of Europe, of Western culture, of democracy. Here are the true culprits of the horror that we just saw in Cologne, and something whispers to me that this is just a faint prelude to something much more sinister...

ヨーロッパは今グローバル勢力によって第一次世界大戦や第二次世界大戦のように残酷な紛争に引き込まれつつあるというのが真相です.ヨーロッパは実質的に自ら進んで第三次世界大戦に巻き込まれようとしています.移民による侵略は膨大な隠されたプロセスの最終産物にしかすぎません.このプロセスの最終段階では,この恐怖に対するなんらかの反作用が起こるかもしれません.しかし,もし私たちがそのプロセスそのものを理解し,グローバル勢力機構に内在する根本要因を断たなければ,移民による侵略といった恐怖は続くだけでしょう.そのためには国際的協力が必要ですが,残念ながら,ハンガリーの指導者,ビクトル・オルバン(訳注:首相)は独自路線を推し進めているというのが実情です.リビアが爆撃を受けた時,ヨーロッパの政治家たちのうち,その戦略的結果がどうなるかについて懸念と危惧を表明したのは彼だけでした.同様な懸念を示した政治家たちは極めて少数でした.このため,ハンガリーは事態収拾に乗り出さざるを得ませんでした.そして,私たちが耐えず攻撃にさらされているのはそのためです.ハンガリーは国境を閉ざしているので,私たちは内戦を戦う必要はありません.だが,私たちは他のヨーロッパ諸国が同じようにするのを待たなければなりません.
The truth is that Europe is being dragged into a conflict just as brutal as WWI and WWII, by the same Global Power. In effect, Europe is letting itself be dragged into a third World War. The invasion of migrants is just the final product of a huge hidden process. Now one may counteract the horror at the end of the process, but if we do not understand the process itself and choke it off at its roots within the global power structure, then horrors such as the migrant invasion will only continue. Unfortunately, international cooperation is needed here, but the reality is that Hungary's leader, Viktor Orban, has been virtually on his own. When Libya was being bombed to Hell, he was the ONLY European politician to voice his worries and reservations about what the strategic consequences would be. Very, very few other politicians voiced the same concerns. Therefore Hungary had to step up to the plate, and that is why we are under constant attack. In Hungary we need not fight a civil war because we have closed our frontiers, but now we must wait for the other nations of Europe to do the same.

ヨーロッパの諸都市に見られる移民の恐怖は言ってみれば腐った果実にしかすすぎません.だが,それをもたらしたプロセスを根絶やしにするとなると,ヨーロッパは既に完敗状態です.このプロセスの先にあるのは内戦だけです.だが,それは最終目的です.それこそが,グローバル勢力の望んでいるものなのです.グローバル勢力はなによりも17世紀の壊滅的な30年戦争と同じような延々と続く悲惨な30年戦争が起きるのを望んでいます(17世紀の戦争もグローバル勢力の仕業でした).グローバル勢力が望むものはまさしく何十年にもわたる内戦がヨーロッパに繰り広げられることです.
Alas, when it comes to uprooting the process of which the migrant horrors in Europe's cities are merely the rotten fruits, sad to say, Europe is already utterly defeated. The process can only lead to a civil war. BUT THAT IS THE GOAL. This is what this Global Power wants. The Global Power wants above all a brutal never-ending 30 years war, just like the devastating 30 Years' War of the 17th century (which was the same Global Power's work). It wants precisely a civil war, stretching for decades, to develop in Europe.

(分析要約終わり)

キリエ・エレイソン.

リチャード・ウィリアムソン司教


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本投稿記事・第501回エレイソン・コメンツ「移民政治」(2017年2月18日付)/ELEISON COMMENTS DI (February 18, 2017) : "MIGRATION POLITICS" は2017年2月28日18時00分に掲載されました.
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2015年9月26日土曜日

428 目覚めよ,欧州! 9/26

(解説付き)

欧州よ,貴方達は今
巧みに偽装された
侵略を受けています
(おうしゅう よ,あなた たち は いま
たくみ に ぎそう された
しんりゃく を うけて います.)

( "Europe, you're being invaded with great skill." )

神の下へ戻りなさい.
然も無(亡)ければ,
侵略は更に続くでしょう
(かみのもとへもどりなさい.
さもなければ,

しんりゃくはさらにつづくでしょう.)
( "Return to God, or be invaded still." )

エレイソン・コメンツ 第428回 (2015年9月26日)

若し目覚めて居ない読者が居るなら,目覚ませてあげましょう(もし めざめて いない どくしゃ が いる なら,めざませて あげましょう)( "If any readers have not yet woken up, let them wake up." ).数日前( "A report of a few days ago …" ),ドイツ(独逸)在住の一読者が以下にご紹介するニュースを伝えてくれ(呉れ)ました(すうじつ まえ,どいつ ざいじゅう の いち どくしゃ が いかに ごしょうかい する にゅーすを つたえて くれ ました).嘘が多く,真実を殆ど(殆んど)伝えない堕落したメディアが決して伝えないニュースです(うそが おおく,しんじつを ほとんど つたえない だらく した めでぃあが けっして つたえない にゅーす です).(もっとも(尤も),堕落したメディアは本質的に私達自身の責任では無いでしょうか…?)(もっとも,だらく した めでぃあは ほんしつ てきに わたくし たち じしんの せきにん では ない でしょうか…?)( "… from a reader in Germany tells of news never reported in our vile media, vile precisely because they tell so many lies and so little truth (but is it not we the people who are essentially responsible for our media...?). " )

「ドイツ(独逸),オーストリア(墺太利)と南東の近隣諸国は過去数か月の間(どいつ,おーすとりあ と なんとうの きんりん しょこく は かこ すうかげつ の あいだ),自らを『難民』と偽る外国人の挑戦的な侵略を受けて来ました(みずからを『なんみん』と いつわる がいこくじん の ちょうせん てき な しんりゃく を うけて きました).其の多くは争い事を求めてうずうずしている若者達です(その おおく は あらそい ごと を もとめて うずうず している わかもの たち です)( " “Germany, Austria and neighbouring lands to the south-east have been undergoing for the last few months an aggressive invasion of foreigners disguised as “refugees”, a large majority of whom are young men, spoiling for a fight." ).ドイツ(独逸)・バイエルン州のゼーホファー首相は青ざめた(青褪めた・蒼褪めた)表情で先週の日曜日(どいつ・ばいえるん しゅう の ぜーほふぁー しゅしょう は あお ざめた ひょうじょう で せんしゅう の にちようび),地元のテレビ局に対し同州の法と秩序は崩壊寸前だと語りました(じもと の てれび きょく に たいし どう しゅう の ほう と ちつじょ は ほうかい すんぜん だ と かたり ました)( "Bavaria's Minister-President Seehofer, looking as pale as a sheet, said on local TV last Sunday that law and order were on the brink of collapse." ).だが,神の敵に仕える私達の傀儡(かいらい)政府とマスメディアは(だが,かみ の てき に つかえる わたくし たち の かいらい せいふ と ますめでぃあ は),警察,軍隊と言った州の武力の間違った使用を含むあらゆる手段を用いて此の侵略を支援して居ます(けいさつ,ぐんたい と いった しゅう の ぶりょく の まちがった しよう を ふくむ あらゆる しゅだん を もちいて この しんりゃく を しえん して います)( "Yet our puppet-governments and our mass media, at the service of the enemies of God, support this invasion by all means at their disposal, including misused State force, such as the police and the army." ).彼等もメディア同様,国民から侵略の事実を隠す為嘘を吐いて居り(かれら も めでぃあ どうよう,こくみん から しんりゃく の じじつ を かくす ため うそ を ついて おり),其れに因り多大な被害をもたらして(齎して)居ます(それ に より ただい な ひがい を もたらして います)( "These puppets also lie in print, to hide the invasion from the people and thus cause as much damage as possible." ).

国民の多くは依然として眠った儘です(こくみん の おおく は いぜん として ねむった まま です)( " “The mass of people are still asleep, …" ).だが,現状は内戦状態だと公言する農民達の数は至る所で(処で)増えて居ます(だが,げんじょう は ないせん じょうたい だ と こうげん する のうみん たち の かず は いたる ところ で ふえて います)( "… although more and more peasants around here and elsewhere are speaking openly of civil war." ).バイエルン州郊外では,あらゆる状況が停止状態に近づいて居ます(ばいえるん しゅう こうがい では,あらゆる じょうきょう が ていし じょうたい に ちかづいて います)( "In outlying regions of Bavaria things are coming to a halt." ).住民や物資の移動が不可能か,可能としても大幅に遅れて居る状況です(じゅうみん や ぶっし の いどう が ふかのう か,かのう と しても おおはば に おくれて いる じょうきょう です)( "Residents and goods can no longer move, or only with long delays." ).無数の侵略者達は ――今の処(所)未だ組織化されて居ませんが―― 田園地帯を自由に歩き回り(廻り)盗みを働いて居ます(むすう の しんりゃくしゃ たち は いまの ところ まだ そしき か されて いません が,でんえん ちたい を じゆう に あるき まわり ぬすみ を はたらいて います)( "About the hordes of invaders – not yet grouped together – ranging freely through the countryside and stealing, …" ).此の事に就いてマスメディアは一言も伝えて居ません(このこと に ついて ます めでぃあ は ひとこと も つたえて いません)( "… the mass-media breathe not a word." ).上部の支配下に在る州当局は全ての機能を失って居り(じょうぶの しはい か に ある しゅう とうきょく は すべて の きのう を うしなって おり)( "The local authorities – under orders from above – have lost all control, …" ),警察は犠牲と為って居る住民に対し自分の身は自分で守り,最終的には自警団を組織する様促して居ます(けいさつは ぎせい と なって いる じゅうみん に たいし じぶん の み は じぶん で まもり,さいしゅう てき には じけいだん を そしき する よう うながして います)( "… and the police advise the victimised population to look after themselves and eventually form civil defence groups…" )――数年前,住民に対し完全な武装解除を命じて置きながら(置き乍〈ら〉・措き乍〈ら〉・擱き乍〈ら〉)です(すうねん まえ,じゅうみん に たいし かんぜん な ぶそう かいじょ を めいじて おき ながら です)( "…– after we were completely disarmed a few years ago." ).

クロアチアは軍隊を総動員し(くろあちあ は ぐん を そう どういん し),国内の至る所で軍隊が其其(其々・夫夫・夫々)の遣り方で活動を開始しています(こくない の いたる ところ で ぐんたい が それぞれ の やりかた で かつどう を かいし して います)( " “Croatia has called for mobilisation of its army, which is everywhere getting on its feet." ).私は自分の地域で出来る限りの事を理解しようと努めて居ます(わたくし は じぶん の ちいき で できる かぎり の こと を りかい しよう と つとめて います)( "I want to see what I can do locally, …" ).だが,私の同胞の殆んど(殆・殆ど)は今何が起きて居るのかさっぱり分からない(分らない・解らない・判らない)(侭)で居ます(だが,わたくし の どうほう の ほとんど は いま なにが おきて いる のか さっぱり わからない まま で います)( "… but I am afraid that most of my fellow-countrymen still have no idea what is happening." ).若し,其の中の一定の者達が目覚めたら,ライオンの様に戦うでしょう(もし,その なか の いってい の もの たち が めざめたら,らいおん の よう に たたかう でしょう)( "If just a certain number of them wake up, they will fight like lions, …" ).其れを恐れ,私達の所謂政府と,其れを支配する神の敵達は嘘を吐き(それ を おそれ,わたくし たち の いわゆる せいふ と,それ を しはい する かみ の てき たち は うそ を つき),彼等が目覚める時を遅らせようとあらゆる人々を騙して居ます(かれらが めざめる とき を おくらせ よう と あらゆる ひとびと を だまして います)( "… which is why our so-called government, and the enemies of God who control it, are lying and deceiving at all levels to put off that moment of awakening." ).事態は益益(益々・増々)悪化するでしょう…(じたいは ますます あっか する で しょう…)( "It is going to be bad...” " ).」   (以上,読者からの報告)(いじょう,どくしゃ から の ほうこく)(End of reader's report)

此処で伝えられた緊急事態はドイツ(独逸)でに限られた事では有りません(ここ で つたえられた きんきゅう じたい は どいつ でに かぎられた こと では ありません)( "The emergency described here is not of course confined to Germany." ).同じ様な惨事は他の多くの西側諸国を襲って居ます(おなじ よう な さんじ は ほか の おおく の にしがわ しょこく を おそって います)( "A similar disaster is afflicting many other Western nations as well." ).此れは宗教的な視点から見無い限り信じられ無い事です(これ は しゅうきょう てき な してん から みない かぎり しんじられない こと です)( "It is unbelievable, unless one looks at it from a religious point of view, …" ).宗教的な観点から眺めると,成る程(成程)と頷ける(肯ける)でしょう(しゅうきょう てき な かんてん から ながめる と,なるほど と うなずける でしょう)( "… from a religious point of view, and then it all makes sense." ).詩篇第105篇(新しい編集では106篇)全体を調べて見て下さい(しへん だい ひゃくご へん〈あたらしい へんしゅう では ひゃくろっ ぺん〉ぜんたい を しらべて みて ください)( "Look up the whole of Psalm 105 (106, new numbering). Look up the whole of Psalm 105 (106, new numbering). " )(訳注後記 6・1 ).神は古代イスラエル人に贈り物と其れに見合う責任を与えられましたが,彼等は再三其れに背きました(かみ は こだい いすらえる じん に おくりもの と それに みあう せきにん を あたえられました が,かれ ら は さいさん それ に そむき ました)( "God gave to the Israelites gifts and corresponding responsibilities to which they were repeatedly unfaithful." ).若し神が彼等を愛したなら,彼等に罰を与えずに済ませ無かったでしょう(新約聖書・使徒聖パウロのヘブライ人への書簡:第12章7-8節を参照)(もし かみ が かれら を あいした なら,かれ ら に ばつ を あたえず に すませなかった でしょう〈しんやく せいしょ・しと せい ぱうろ の へぶらい じん への しょかん:だい じゅうに しょう なな せつ から はっ せつ を さんしょう〉)( "If he loved them, he could not leave them unpunished (Heb.XII, 7-8). " )(訳注後記 6・2 ).前述の詩篇第105篇の35節から41節を現代に翻案して以下にご紹介します:-- (どう しへん だい ひゃくご へん の さんじゅう ご せつ から よんじゅう いち せつ を げんだい に ほんあん して いかに ごしょうかい します)( "If he loved them, he could not leave them unpunished (Heb.XII, 7-8). Here are verses 35 to 41 of the Psalm, adapted to our own time:-- " )

「キリスト(基督)教徒達は異教徒達と交わり,彼等の所業 "works" を学び,同じ物質主義の偶像 "idols" に仕えました(きりすと きょうと たち は い きょうと たち と まじわり,かれ ら の しょぎょう を まなび,おなじ ぶっしつ しゅぎ の ぐうぞう に つかえ ました)( " “And the Christians were mingled among the heathens, and learned their works, and served the same idols of materialism, …" ).物質主義は彼等に取って障害物と為りました(ぶっしつ しゅぎ は かれ ら に とって しょうがい ぶつ と なり ました)( "… and it became a stumbling-block to them." ).そして(そうして・然うして),彼等は自らの息子や娘達を避妊や堕胎と言った悪の犠牲に為て無実の血を流させました(そして,かれ ら は みずから の むすこ や むすめ たち を ひにん や だたい と いった あく の ぎせい に して むじつ の ち を ながさせ ました)( "And they sacrificed their sons and their daughters to the devils of contraception and abortion and they shed innocent blood: …" ).息子や娘達の血を自己中心で快楽を求める偶像の為の生贄(いけにえ)に為たのです(むすこ や むすめ たち の ち を じこ ちゅうしん で かいらく を もとめる ぐうぞう の ため の いけにえ に した のです)( "… the blood of their sons and daughters which they sacrificed to the idols of self-centred pleasure-seeking." ).そして(そうして・然うして),此の地は血で塗れ,彼等の所業で汚され,彼等は道を外れてエレクトロニクス(=諸諸の電子機器)を追い求めました(そして,この ち は ち で まみれ,かれら の しょぎょう で けがされ,かれ ら は みち を はずれて えれくとろにくす〈=でんし きき〉を おいもとめ ました)( "And the land was polluted with blood, and was defiled with their works; and they went aside after their own electronics." ).主は人々に痛く腹を立て,取(り)分け自ら贈り物を授けた者達を忌み嫌い遠ざけました(しゅ は ひとびと に いたく はら を たて,とりわけ みずから おくりもの を さずけた もの たち を いみきらい とおざけ ました)( "And the Lord was exceedingly angry with the people: and he abhorred those whom he had specially gifted." ).そして(そうして・然うして)主は彼等を彼等自身の長年の敵の手に委ねましたそして,しゅ は かれ ら じしん の ながねん の てき の て に ゆだね ました:( "And he delivered them into the hands of their age-old enemies: …" )そして(そうして・然うして)キリ スト(基督)教徒達を2000年,1400年もの間憎み続けて来た者達が彼等を支配する様に為りました(そして,きりすと きょうと たち をにせん ねん,せん よんひゃく ねん もの あいだ にくみ つづけて きた もの たち が かれら を しはい する よう に なり ました( "… and those that had hated the Christians for 2000 and 1400 years had dominion over them." ).」

欧州が直面する惨事は神がお許しに為った事です(おうしゅう が ちょくめん する さんじ は かみ が おゆるし に なった こと です)( "Europe's disaster is by God's permission." ).其の解決は言う迄も無く神に救いを求める事です(その かいけつ はいう までも なく かみ に すくい を もとめる こと です):( "The solution is of course to turn to God: …" )詩篇第44篇,46篇,47篇は其其(其れ其れ・其々・夫夫・夫れ夫れ・夫々)「そして(そうして・然うして),神は苦難に置かれた人々を御覧に為り彼等の祈りを聴かれた」,「神は虜(とりこ)と為った全ての者達を御覧に為って,彼等に慈悲を御与えに為った(憐れまれた)」,「主よ,神よ,私達を御救い下さい.そして(そうして・然うして)私達を貴方の敵達から引き離し御手元に引き寄せて下さい」と記して居ます(しへん だい よんじゅう よん ぺん,よんじゅう ろっ ぺん,よんじゅうしち〈なな〉へんは それぞれ「そして,かみ は くなん に おかれた ひとびと を ごらん に なり,かれら の いのり を きかれた」,「かみ は とりこ と なった すべて の もの たち を ごらん に なり,かれら に じひ を おあたえ に なった(あわれまれた)」,「しゅよ,かみよ,わたくし たち を おすくい ください.そして わたくし たち を あなた の てき たち から ひき はなして お て もと に ひき よせて ください」と しるして います)
( "… verse 44, “And he saw when they were in tribulation, and he heard their prayer, (46) and he gave them unto mercies, in the sight of all those that had made them captives. (47) Save us, O Lord, our God, and gather us from among your enemies...” " )(訳注後記 8・1)

キリエ・エレイソン.

リチャード・ウィリアムソン司教




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訳注を追補いたします.
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(解説無し)

欧州よ,
あなたたちはいま巧みに偽装された侵略を受けています
神のもとへ戻りなさい.さもなければ,侵略はさらに続くでしょう
Europe, you're being invaded with great skill.
Return to God, or be invaded still.

エレイソン・コメンツ 第428回 (2015年9月26日)

もし目覚めていない読者がいるなら,目覚ませてあげましょう.数日前,ドイツ在住の一読者が以下にご紹介するニュースを伝えてくれました.嘘が多く,真実をほとんど伝えない堕落したメディアが決して伝えないニュースです.(もっとも,堕落したメディアは本質的に私たち自身の責任ではないでしょうか…?)
A report of a few days ago from a reader in Germany tells of news never reported in our vile media, vile precisely because they tell so many lies and so little truth (but is it not we the people who are essentially responsible for our media...?).

「ドイツ,オーストリアと南東の近隣諸国は過去数か月の間,自らを『難民』と偽る外国人の挑戦的な侵略を受けてきました.その多くは争いごとを求めてうずうずしている若者たちです.ドイツ・バイエルン州のゼーホファー首相は青ざめた表情で先週の日曜日,地元のテレビ局に対し同州の法と秩序は崩壊寸前だと語りました.だが,神の敵に仕える私たちの傀儡(かいらい)政府,マスメディアは警察,軍隊といった州の武力の間違った使用を含むあらゆる手段を用いてこの侵略を支援しています.彼らもメディア同様,国民から侵略の事実を隠すため嘘をついており,それにより多大な被害をもたらしています.」
“Germany, Austria and neighbouring lands to the south-east have been undergoing for the last few months an aggressive invasion of foreigners disguised as “refugees”, a large majority of whom are young men, spoiling for a fight. Bavaria's Minister-President Seehofer, looking as pale as a sheet, said on local TV last Sunday that law and order were on the brink of collapse. Yet our puppet-governments and our mass media, at the service of the enemies of God, support this invasion by all means at their disposal, including misused State force, such as the police and the army. These puppets also lie in print, to hide the invasion from the people and thus cause as much damage as possible. 

「国民の多くは依然として眠ったままです.だが,現状は内戦状態だと公言する農民たちの数はいたるところで増えています.バイエルン州郊外では,あらゆる状況が停止状態に近づいています.住民や物資の移動が不可能か,可能としても大幅に遅れている状況です.無数の侵略者たちは今のところまだ組織化されていませんが,田園地帯を自由に歩き回り盗みを働いています.このことについてマスメディアは一言も伝えていません.上部の支配下にある州当局はすべての機能を失っており,警察は犠牲となっている住民に対し自分の身は自分で守り,最終的には自警団を組織するよう促しています.数年前,住民に対し完全な武装解除を命じておきながらです.」
“The mass of people are still asleep, although more and more peasants around here and elsewhere are speaking openly of civil war. In outlying regions of Bavaria things are coming to a halt. Residents and goods can no longer move, or only with long delays. About the hordes of invaders – not yet grouped together – ranging freely through the countryside and stealing, the mass-media breathe not a word. The local authorities – under orders from above – have lost all control, and the police advise the victimised population to look after themselves and eventually form civil defence groups – after we were completely disarmed a few years ago.

「クロアチアは軍隊を総動員し,国内のいたるところで軍隊がそれぞれのやり方で活動を開始しています.私は自分の地域でできる限りのことを理解しようと努めています.だが,私の同胞のほとんどは今なにが起きているのかさっぱりわからないままでいます.もし,その中の一定の者たちが目覚めたら,ライオンのように戦うでしょう.それを恐れ,私たちのいわゆる政府と,それを支配する神の敵たちは嘘をつき,彼らが目覚めるときを遅らせようとあらゆる人々をだましています.事態はますます悪化するでしょう…」 (以上,読者からの報告)
“Croatia has called for mobilisation of its army, which is everywhere getting on its feet. I want to see what I can do locally, but I am afraid that most of my fellow-countrymen still have no idea what is happening. If just a certain number of them wake up, they will fight like lions, which is why our so-called government, and the enemies of God who control it, are lying and deceiving at all levels to put off that moment of awakening. It is going to be bad...” (End of reader's report)

ここで伝えられた緊急事態はドイツでに限られたことではありません.同じような惨事はほかの多くの西側諸国を襲っています.これは宗教的な視点から見ない限り信じられないことです.宗教的な観点から眺めると,なるほどとうなずけるでしょう.詩篇第105篇(新しい編集では106篇)全体を調べてみてください.神は古代イスラエル人に贈り物とそれに見合う責任を与えられましたが,彼らは再三それに背きました.もし神が彼らを愛したなら,彼らに罰を与えずに済ませなかったでしょう(新約聖書・使徒聖パウロのヘブライ人への書簡:第12章7-8節を参照).同じ詩篇第105篇の35節から41節を現代に翻案して以下にご紹介します.
The emergency described here is not of course confined to Germany. A similar disaster is afflicting many other Western nations as well. It is unbelievable, unless one looks at it from a religious point of view, and then it all makes sense. Look up the whole of Psalm 105 (106, new numbering). God gave to the Israelites gifts and corresponding responsibilities to which they were repeatedly unfaithful. If he loved them, he could not leave them unpunished (Heb.XII, 7-8). Here are verses 35 to 41 of the Psalm, adapted to our own time:--

「キリスト教徒たちは異教徒たちと交わり,彼らの所業 "works" を学び,同じ物質主義の偶像 "idols" に仕えました.物質主義は彼らにとって障害物となりました.そして,彼らは自らの息子や娘たちを避妊や堕胎といった悪の犠牲にして無実の血を流させました.息子や娘たちの血を自己中心で快楽を求める偶像のための生贄(いけにえ)にしたのです.そして,この地は血でまみれ,彼らの所業で汚され,彼らは道を外れてエレクトロニクスを追い求めました.主は人々にいたく腹を立て,とりわけ自ら贈り物を授けた者たちを忌み嫌い遠ざけました:そして,主は彼らを彼ら自身の長年の敵の手に委ねました.そして,キリスト教徒たちを2000年,1400年ものあいだ憎み続けてきた者たちが彼らを支配するようになりました.」
“And the Christians were mingled among the heathens, and learned their works, and served the same idols of materialism, and it became a stumbling-block to them. And they sacrificed their sons and their daughters to the devils of contraception and abortion and they shed innocent blood: the blood of their sons and daughters which they sacrificed to the idols of self-centred pleasure-seeking. And the land was polluted with blood, and was defiled with their works; and they went aside after their own electronics. And the Lord was exceedingly angry with the people: and he abhorred those whom he had specially gifted. And he delivered them into the hands of their age-old enemies: and those that had hated the Christians for 2000 and 1400 years had dominion over them.”

欧州が直面する惨事は神がお許しになったことです.その解決はいうまでもなく神に救いを求めることです.詩篇第44篇,46篇,47篇はそれぞれ「そして,神は苦難に置かれた人々を見て,彼らの祈りを聴いた」,「神は虜(とりこ)となったすべての者たちを見て,彼らに慈悲を与えた」,「主よ,神よ,私たちをお救いください.そして私たちをあなたの敵たちから引き離し手元に引き寄せてください」と記しています.
Europe's disaster is by God's permission. The solution is of course to turn to God: verse 44, “And he saw when they were in tribulation, and he heard their prayer, (46) and he gave them unto mercies, in the sight of all those that had made them captives. (47) Save us, O Lord, our God, and gather us from among your enemies...”

キリエ・エレイソン.

リチャード・ウィリアムソン司教




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本投稿記事・第428回エレイソン・コメンツ「目覚めよ,欧州!」( 2015年9月26日付)"ELEISON COMMENTS CDXXVIII (Sept. 26, 2015) : EUROPE, AWAKE !" は2015年11月13日20時30分に掲載されました.

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2010年3月2日火曜日

イスラム教徒の苦悩

エレイソン・コメンツ 第137回 (2010年2月27日)

先月のある日,ロンドンで散歩中に大問題の小さな一例と思われる人に偶然出会いました.彼はフランスで生まれ現在もそこに住むイスラム教徒で,イスラム教の先祖と自分が育った欧州の環境との板挟みに苦しんでいました.先祖のルーツへの忠誠心と出生地への忠誠心とが彼の中でぶつかり合い,彼は明らかに見てとれるほど苦悶していました.フランスの価値観を完全に受け入れるイスラム教徒も少数はいるかもしれませんが,大半はそうするのを完全に拒むでしょう.だが,この若者はそのどちらもできずにいました.

彼の問題はもちろん,単なる文化,政治,あるいは歴史さえもはるかに超えたものです.それは宗教上の問題だからです.イスラム教は約1400年前に中東におけるカトリック下のキリスト教世界から分離する形で始まりました.キリストは神性と人性の二つの性質を持つ,言い換えれば人性の部分たるイエズスは神ではなかった,とするネストリウス派(訳注・「ネストリウス派」…古代キリスト教の教派の一つ.431年にエフェソス公会議において異端と断罪され排斥された.)の異説が,乾ききった中東,北アフリカのキリスト教世界に遼原の炎のように広がり,何世紀にもわたりスペインを占拠し,しばらくの間フランスにまで勢力をのばしたのです.質素で暴力的なこの宗教は武力による全世界制覇を求めます.それは天罰で,キリスト教世界は一千年もの間,武力によってかろうじてそれを食い止めてきました.

しかし,現在では欧州のキリスト教徒自身がキリストやキリスト教世界への信仰心をほぼ完全に失いつつあります.欧州のキリスト教徒はイスラム教徒が,武力ではなく移民によって欧州に戻ってくることを許していますし,欧州各国の反キリスト教的政府はそれを積極的に奨励しています.このイスラム教の若者の家族がニ代,三代にわたりフランスに住んでいるのもこのためです.この移民の裏には何が隠れているのでしょうか?世界主義者は移民がかつての輝かしい欧州のキリスト教諸国を解体し,新世界秩序の中に融合する一助になるよう望んでいます.リベラル派は人間の人種,宗教による違いなど取るに足らないとする彼らの愚行が移民によって明白になればよいと望んでいます.イスラム教徒は移民によって自分たちが欧州を占拠できればと目論んでいます.

欧州が日毎に腐敗していくばかりであるにもかかわらず,そこには依然として古代からの栄光,すなわちカトリック教会から受けた栄光の足跡がいくつも残っています.この足跡こそが,一方でこのイスラム教の若者のように,人の心に自分の祖先の血統への忠誠心に匹敵するほど強い出生国への愛国心を呼び覚まさせ,他方で多くの欧州人の心に依然として自分たちの生き方への愛着心を掻きたて,外部から脅威を受けると思われるかあるいは実際に受けた時には,大量殺戮をもってそれを守り抜こうとさせるのです.悪魔は疑いもなくそのような大量殺戮を計画しているのです.神は罰としてそれをお許しになるでしょう.それはますます起こりそうに見えます.

ところで,このイスラム教の若者はなにをすべきなのでしょうか?理想的には,自身の問題の根源を見つめて,イエズス・キリストが三位一体の神の第ニの位格(訳注・神の御子すなわち人間の肉体を身にまとわれ,人となられた神イエズス・キリストを指す.)であるのか,あるいはいかに崇高であってもただの一預言者にすぎないのかを自問すべきでしょう.その上で,もし彼が賢明であれば,彼が心から敬服しているフランスからの贈り物を,その与え主,すなわち同じ人となられた神(訳注・つまりイエズス・キリストのこと.)と結び付けるでしょう.そして結果としてもし彼が真のカトリック教徒となったら,自分のルーツが持つ真に良いものすべてと自分の出生国(フランス)の持つ真に良いものすべてとをどのように結合させるかを自分自身のために見つけ出すでしょうし,他人のためには,たとえ限られた方法であろうと,迫り来る大量殺戮を避けるために何らかの貢献ができるでしょう.

先祖代々からの欧州人はそれ(大量殺戮)を避けるためにどうすべきでしょうか?先祖伝来のカトリック信仰とその実践に立ち返ることです.それだけが,すべての国民,民族を真理,正義,平和のもとに一つに結びつける力だからです.これは彼ら欧州人が古くから受け継いできた神から託された責任と使命であり,彼らは全世界の人々を私たちの主イエズス・キリストに引き寄せるよう模範を示さなければなりません.もし欧州人が相変わらず不信仰であり続けるなら大量殺戮による流血は必ず起こるでしょう.

キリエ・エレイソン.

英国ロンドンにて.
リチャード・ウィリアムソン司教